その美しい佇まいから“天国”とも称されるマウイ島東海岸の小さな村、ハナ。マウイ島の玄関口カフルイ空港から、海岸線のワインディングロードを3時間近くドライブしなければたどり着けなかったのが、この秋からはなんと片道20分で到着できるようになったって、ご存じでした?
ハワイの島々を結ぶインターアイランド路線を運行するモクレレ航空が、今年10月、カフルイ空港~ハナ空港間の島内定期便を新規就航。料金は片道$59からと格安ですが、さらに驚くことに、同航空がハナの高級リゾート「トラバーサ・ハナ・マウイ」(旧ホテル・ハナ・マウイ)と提携しているため、同ホテル宿泊とのパッケージ(3泊以上)を利用するとフライト代が無料になる期間限定のプランも登場。
トラバーサ・ハナ・マウイは、実は以前“ハワイで最もアクセスが不便な高級リゾート”ともいわれていたのですが、絶景を望むロケーションと、レストランやスパなど質の高い施設を併設する、知る人ぞ知る隠れ家的リゾートとして高い評価を受けています。実際、2011年のコンデナスト・トラベラー誌の読者投票で、ハワイで1番のホテルに選ばれ、併設スパはも同誌でハワイのリゾートスパ1位と認定されました。
広大な敷地に点在する47のプランテーションスタイルのコテージは、一度は泊ってみたい特別な場所。部屋にはラジオ、時計、インターネット、テレビがありません。ニューヨークやLAなどの大都市で働く人たちにとって、実はそれがとても貴重で贅沢なこと。波の音を聞きながら眠りにつき、鳥のさえずりで目覚める。そんな心を解放してくれるような特別な滞在が、日ごろ忙しく働く人たちからの圧倒的な支持を得ています。
併設のレストランでは、ディナーはもちろん、ハワイアンスタイルの朝食を楽しむこともできます。また滞在者のために、レイメイキングやウクレレのレッスン、フラや朝ヨガ、スタンドアップパドルなどのアクティビティーが充実しているのも、トラバーサ・ハナ・マウイの魅力。今後マウイ島旅行を計画するときには、この“近くなった”隠れ家リゾート滞在が、手の届く選択肢になりそうですね。
トラバーサ・ハナ