カフルイ空港近くの大型ショッピングセンター「マウイモール」の中にあるこちらのお店。買い物に来た地元の家族連れが、まるでお決まりのように立ち寄って、紙カップに入ったアイスクリームをペロリ。それがマウイ名物「グリグリ・シャーベット」(1カップ2スクープ入りで1.20ドル)です。フレーバーは、パイナップルとストロベリーの2種のみ。アイスクリームとシャーベットの中間のような、さっぱりしていながらもどこかクリーミーな不思議なお味は、"ついついおかわり"の危険をはらみます。
小さな店内は常に地元客でいっぱい。店名の「グリグリ」の語源は、「いいもの」を意味する「Goodie Goodie(グッディ、グッディ)」だという説が有力。実はこちら、創業約100年の老舗で、ジョウキチ・タサカさんという飴細工職人がこのスイーツを作り始めたのが開店のきっかけなのだとか。日系人の発音がそう聞こえたといわれれば、確かに納得。マウイでは昔から超有名店ですが、店内にはクリントン元大統領が訪れた際の記念写真が飾ってあり、その人気はもはや全米規模といえるのかも!?
タサカ・グリグリ