マグロなどの鮮魚をしょう油やゴマ油、海藻などであえた、日本人にも人気のハワイのソウルフード、「ポケ」(ハワイ語で「切り身」という意味)。ハワイ島・ヒロにあるフィッシュマーケット「スイサン(SUISAN)」では、美味しいポケを求めるお客さんで毎日賑わいます。この夏に初の写真集の撮影をハワイ島で行った、地元出身のモデル・長谷川潤さんも撮影中に足を運んだというフレッシュなポケ丼をご紹介。
ヒロの中心地、リリウオカラニ庭園のすぐそばにあるスイサンは、100年以上前に日系人が創業したお店。もともとは隣接する桟橋から水揚げされた魚の競りも行っていたそうで、今でも近海で獲れた新鮮な魚が販売されています。
お店に入ってすぐ左にある、大きなショーケースにあるのがポケたち。アヒ(マグロ)はもちろん、アク(カツオ)やタコなどのポケが10種類以上あり、そこから好きなポケをチョイスします。近くで水揚げされたばかりの鮮魚をお店で調理するということで、ローカルのお母さんは、「とにかく新鮮で味付けも抜群。ここのポケじゃなきゃダメなのよ」と言って、夜ごはん用に5種類ほど買いこんでいました(!)。
下のごはんが見えないほどのボリューム! 人気の「スパイシー・アヒ」と定番の「アヒ・セサミ・ショーユ」のコンビのポケボール(写真上、6.99ドル、時期によって価格変動あり)、撮影スタッフに一番人気だった「アヒ・フリカケ」1種類のポケボール(写真下、5.99ドル)。ごはんはホワイトライス(白米)かブラウンライス(玄米、+1ドル)をチョイス。ごはんの代わりにサラダも選べます(+1ドル)。ごはんとポケは別々でカップに入れてもらうこともでき、ポケだけでも購入可。全てのポケが試食可能なので、気になるポケをまずは試食して、マイベストなポケ丼を完成させてください!
スイサンのすぐ隣にあるテイクアウト専門のレストラン「ザ・アイル・カフェ」。スイサンとザ・アイル・カフェでそれぞれ買いこんでシェアしても。おすすめは、日本の下町の中華料理店を思い出す「フライド・ライス・スペシャル」(写真左、5.50ドル)。
スイサン
ザ・アイル・カフェ
PHOTO:Akira Kumagai