ハワイ島南西部のキャプテンクックにあるレインフォレスト農園では、徹底したオーガニック栽培に取り組んでいる。2006年、42エーカーもの広さがある農園のうち、5エーカーしかコーヒーの木がなかったところを、オーナーのバーナーズさんが買い取り、オーガニックコーヒー農園を作った。今では、若木から成熟した木まで約11,000本のコーヒーの木が植えられている。
「毎年収穫したら、翌年はその次の列を収穫…というように、回転させる方法ではなく、大きく育った木を根本から切り、横から生えている若い枝を翌年に使う方法を採用している」など、こだわりの製法を農園オーナーのロバート・バーナーズさんは語る。
このコーヒーは、赤く熟した豆のみを、すべて手作業で摘んでおり、豆を摘み終わるのに10カ月ほどかかる。その高い品質が認められ、2006年のブッシュ大統領の時代にホワイトハウスから初受注。それ以降、オバマ現大統領の代まで注文が続いているそうだ。
コナ レインフォレスト農園