憧れのハワイウェディングを、もっと自分らしくあげるには? 前回から引き続き、2013年1月にオアフ島で挙式を行った、ライフスタイルプロデューサーの村上萌さんにお話を伺います。
上の写真は、ダウンタウンでのフォトツアーの1枚。ブライズメイドのドレスに注目!
よーく見ると、ブライズメイド全員が違うデザインのドレス。
「“ヴィンテージピンク”というテーマだけ指定して、あとはブライズメイド本人たちに選んでもらったんです。全く同じデザインのものを着ると、体型によって似合う似合わないがある。みんなそれぞれ、自分らしい似合うものを着てほしかった」、という萌さん。
ゲストそれぞれへのおもてなしも、萌さん流“カスタマイズウェディング”のひとつ。ちなみに挙式後のパーティで用意したギフトも、参列者25人それぞれへのプレゼントを選んだのだとか。
挙式前日に「ロイヤル・ハワイアン・ホテル」の部屋で行った、バチェロレッテパーティ。こちらもヴィンテージピンクがきいていて、女の子の憧れの世界に。
「女の子だけで集まるバチェロレッテパーティも、必ずやりたかったことのひとつ。イメージ通りにセッティングしてもらい、大満足!」(萌さん)
萌さんがバチェロレッテパーティ含め、ハワイ挙式のプランニングを依頼したのは、ハワイ専門のウエディングプランニング会社「リアル・ウエディングス」。型にはまったウエディングではなく、詳しく希望を聞き取りつつ、斬新な提案もしてくれ、かつ現地でも細やかな対応だったのが「私にぴったり」だったそう!
プランナーへ“希望のイメージ”“実現したいこと”を伝えるのに役立ったという、画像特化型SNS「Pinterest」。
「“Wedding”フォルダを作り、フォルダに自分のイメージ画像を集め、それを見ながらプランナーさんとやり取りしました。イメージを言葉じゃなくて写真で共有するって大事!」(萌さん)
萌さんが参列者一人一人へのギフトを選んだのがこちら。男性にはソルト、女性にはハニー、キッズにはチョコレートなどのお菓子を贈ったそう。オリジナルのルームフレグランスやソープも人気。
結婚式、そしてハワイ。「一生に一回のことだから後悔したくない」と気を張りがち。最後に萌さんから、ハワイ婚を予定している人、ハワイ婚がしたい!と思う人にアドバイスをいただきました。
「ハワイはリラックスする場所。だからこそ、結婚式だって、肩肘張ることなく、自分らしさを出すことが一番だと思うんです。まずは、自分はどんな色が好きで、どんな結婚式の雰囲気が好きで、どんな人たちに参列してもらって、どんなことを伝えたいのか。イメージを膨らませて。雑誌やピンタレストなどでビジュアルイメージをたくさん集めることが大事。
日常の“自分の好き”を生かしてその感性を表現すれば、後悔することはありません。あとは、ハワイのハッピーな空気がカバーしてくれます(笑)!」(萌さん)
“次の週末に取り入れたい”をコンセプトに今より少し先の理想のライフスタイルを提案。商品開発や空間、イベントのプロデュースを行う。ウェブマガジン「NEXT WEEKEND」 主宰。著書に『カスタマイズ・エブリデイ—コーヒーは、ダブルトールノンファットエキストラホットラテ—』(マガジンハウス)。
リアル・ウエディングス
結婚雑誌の元編集長であった家倉呉実さんが代表を務める、ハワイ専門のウエディングプランニングカンパニー。「ゆったり・上質感」をキーワードにハイセンスなハワイウエディングを追求する。著名人のハワイウエディングのプランニング実績も多数。家倉さんの著書『ハワイウエディングをもっと素敵にする50のアイデア』(エイ出版社)が好評発売中。
問い合わせ:03-3746-0004(11:00~20:00、月・木・祝祭日定休)
http://www.realweddings.jp/
ウィリアムズ・ソノマ
PHOTO:Kiyoko Eto, Jayson Tanega, Akira Kumagai
衣装:ワンピース5,184円(La Leia)