ハワイは非常に物価が高い土地。永田さん曰く、「3人くらいでランチすると、あっという間に8,000円くらいいっちゃうんです!」。だからこそ、デリコーナーを賢く利用するのが、ハワイでの節約術にもなるそう。
「ハワイの物価は、年々上がっているように感じます。プレートランチでも平気で12、13ドルくらいするし。もう全然B級グルメなんかじゃないっていう(笑)。もちろん、お目当てのレストランには必ず行きますけど、無駄な出費は省きたいですよね? そんなときにスーパーを利用するんです。最近では、スーパーのほかワイキキのコンビニにもデリコーナーを設けている店が増えているので、そこで食べたいものを厳選して買うのが、賢いハワイ滞在術だと思います」
デリ以外のものでも、ハワイは基本的に量り売りで買えるものが多いのだとか。
「野菜やフルーツは、1個いくらというよりポンド当たりの重さが基本。売り場に秤りを備えているところがほとんどなので、そこにのせてみればだいたいの値段がわかります。食べきれる量だけを購入できるのがいいところ。お米や小麦粉、パスタ・シリアルなども量り売りですよ。これは『バルクセクション』というのですが、お店によってはハチミツやシャンプー・リンス、石けんまで量り売りのところも。ほしいものをほしいだけ買うっていう文化が日本よりもはるかに進んでいると思います。ちょっと味見してみたいとか、箱買いするほどではないときとかに便利!」
旅行中はついつい無駄遣いをしてしまいがち。けれど、ハワイのスーパーを賢く利用すれば、出費を抑えることも可能なんですね。次のハワイ旅行で実践してみては。
次回は、永田さんオススメのスーパーについてお届けします!
旅、食、ライフスタイルをテーマに、雑誌や機内誌を中心に寄稿。著書にフォトグラファー・宮澤拓さんとの共著『よくばりハワイ』シリーズ(翔泳社)、『幸せになるハワイのパンケーキと朝ごはん』(ダイヤモンド社)、『ハワイを歩いて楽しむ本』(実業之日本社)ほか多数。
PHOTO:Akira Kumagai、Taku Miyazawa