『波花』の名前の由来は? 「焼酎作りを始めた当初、右も左もわからない日本人を、ローカルの人たちは色々と手助けしてくれました。そしてその人たちに焼酎の名前をつける時に『日本の酒なんだから日本語の名前をつけなさい』とアドバイスをもらったんです。それで、ノースショアのシンボルである”波”と、焼酎をつくり始めた当初の金銭面で苦しかった時に、プルメリアを摘んでレイを作るアルバイトをしていたので、その思い出の”花”で、『波花』と名付けました」(平田さん)
『波花』は全てが手作業の工程をふむため、一度の生産で3000本、春と秋の2回、年間6000本の出荷が今の限界だと平田さん言います。そのうち約6割がこちらの焼酎蔵での直販だそうで、噂を聞きつけて買いに来るローカルの人も多く、毎年のハワイ旅行で必ず訪れる日本人観光客もいるのだそう。