ハワイ王朝最後のプリンセス、国民から愛された若く美しい王女「ヴィクトリア・カイウラニ」の波乱に満ちた生涯と秘められた恋を描いた、ハワイ好き必見の映画『プリンセス・カイウラニ』がDVDとなって発売中です。
ヒロイン・カイウラニ王女を演じるのは『ニュー・ワールド』(2005年)で注目されたクオリアンカ・キルヒャー。ドイツ生まれのペルー人とアメリカ人のハーフである彼女は、2歳の時にハワイ島に移住し、5歳でフラを習い始め、7歳にしてハワイ・バレエの最優秀振り付け賞を受賞。また歌にも興味を持ち、本作のサウンドトラックにもシンガーとして参加し、歌唱力を高く評価されています。そのエキゾチックな美貌はもちろん、人権活動家としての活躍がカイウラニ王女の勇敢な行動と重なります。そんな彼女を愛してしまうクライヴ役は『華麗なる恋の舞台で』(2004年)で注目されたイギリスの新鋭ショーン・エヴァンスが演じます。
撮影はオアフ島のほぼ全域で行われましたが、注目は王朝政治が行われたホノルルのイオラニ宮殿に初めてカメラが入ったこと。カイウラニ王女が実際に住んでいた居住エリアや宮殿内で撮影することで当時の雰囲気をリアルに映し出しています。
2012年は『ファミリーツリー』、『ソウルサーファー』、そして本作とハワイを舞台にした映画が続々と公開されました。本作は、ハワイの知られざる歴史ドラマにスポットをあてた力作です。ハワイを愛するみなさんは、そんなハワイの一面に触れてみてはいかが?
―あらすじ― カイウラニは、1875年カラカウア王の妹とスコットランド人との間に生まれたが、カラカウア王家の幼女となり、プリンセスとして養育される。国民に慕われる美しい王女として育ったが、1889年、ホノルルのイオラニ宮殿に初めて電気が引かれた夜、反王政派が反乱を起こし、カイウラニは身の安全を図るためにイギリスに渡ることに。まったく違う環境で偏見と戦いながら、カイウラニは英国人の青年と恋に落ちる。しかし祖国ではカラカウア王が亡くなり、クーデターが起きるなど祖国は混乱を極めた。カイウラニは、アメリカ大統領にハワイ王朝の存続を認めさせるためアメリカへ渡り…。
<特典映像>
■劇場予告編
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