ハワイの気候は1年を通じてあまり変化が少ない。大きく分けて乾季(5月~9月)と雨季(10月~4月)がある。しかし、雨季と言ってもスコールのような一時的な雨で一日中降り続くことはめったにない。また、気温では5月~10月の夏と11月~4月の冬に分けられる。
服装は基本的に日本の夏服で大丈夫だが、雨が降った後や日が沈んだ後は肌寒いので長袖の羽織るものがあるとよい。また、日本と比べて日差しがかなり強いので、日焼け止めを忘れずに。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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23℃ | 23.2℃ | 23.7℃ | 23.8℃ | 25.6℃ | 26.9℃ | 27.4℃ | 27.8℃ | 27.3℃ | 26.7℃ | 25.2℃ | 23.8℃ |
(Western Regional Climate Center の1996-2008におけるホノルル空港の平均気温のデータより)
華氏*(°F) | 70 | 75 | 80 | 85 | 90 | 95 |
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摂氏(℃) | 21 | 24 | 27 | 29 | 32 | 35 |
(小数点以下四捨五入)
ハワイでは、気温は摂氏(°F)で表示されている。大体の目安を覚えておくと、天気予報などを見ても分かりやすい。
ハワイの電圧は110/120ボルト・60ヘルツ。プラグは日本のものが使える。
ただし、使う前に電化製品が240Vまで大丈夫か記載を確かめること。(写真のようにアダプターなどで240Vと書いてあるかによって確認できる。)ただし長時間の利用やアイロンなど高熱を伴う電気製品は破損のおそれがあるため注意が必要。
ハワイの通貨はUSドル。
紙幣は1,5,10,20,50,100ドル。
硬貨は1,5,10,25セントが流通している。25セントは「クォーター」、10セントは「ダイム」、5セントは「ニッケル」、1セントは「ペニー」とも呼ばれる。
店によっては100ドル札のような高額紙幣はお釣りがないと拒否されることもある。
またハワイでは、大手のカード会社のクレジットカードならたいていの店で利用できる。スーパーやABCストアなど少額からでもカード払いができ、手数料の面でもドルに両替して現金を持ち歩くよりお得で便利。
※ただし、一部使えないところもある。
現地で両替する場合、空港やワイキキビーチであれば、DFSギャラリアの周辺、ロイヤル・ハワイアン通りに「Exchange」と書かれた両替商を利用しよう。
ハワイでもチップを渡すのは大切なマナー。サービスに対して感謝の気持ちを表すチップ。チップは硬貨部分を切り上げて硬貨を使わない方がベター。また、お店によっては予めチップを含めた料金を提示される事もあるので、よく明細を確認して。スマートにチップを出せるようにだいたいの目安を覚えておくと便利。目安は下記の通り。
料金の10~15%程度のチップをドライバーに渡すのが一般的。スーツケース等の荷物の出し入れを手伝ってくれた場合は荷物1つにつき$1をプラスして。
ポーターが荷物を部屋まで運んでくれた場合は、荷物1つにつき$1~2。
ホテルでのベッドメイキング(朝、枕の上やサイドテーブル等に
置いておきます)$1~2。
ルームサービスで何かを持ってきてもらった時、1つにつき$1~2。
(食事の場合は料金の15%くらい)
フロントなどでタクシーを呼んでもらったら$1~2。
料金の10~20%程度。標準のレストランであれば
15%程度、高級なお店になると20%程度を料金に
上乗せして支払う。
カードで支払う場合は伝票のTip(チップ)欄に料金の15~20%の金額を、
Total(合計)欄にチップと飲食代の合計を記入し、
最後にサインすればOK(右図を参照)。
カードでの支払いにチップを記入しないで、チップだけ現金で置く人もいる。
バレット・パーキング(玄関で車を預け、出すときには係りの人に玄関まで運んできてもらう駐車方式)の場合は駐車場ら車を運んできてくれた人に対して$1程度渡す。
料金の15~20%程度が相場。
公衆電話では、5セント・10セント・25セントが利用できる。
市内通話は1回50セントで時間制限はない。
同じ島では、相手の番号のみでつながる。
他島へは、アメリカ国番号(1)+ハワイ市外局番(808)+相手の番号
国際電話識別番号(011)+日本国番号(81)+市外局番から
0をとった番号+相手番号
同国際電話会社の番号(001/0033/0061のいずれか※)
+国際電話識別番号(010)+アメリカ国番号(1)+ハワイ市外局番(808)
+相手の番号
※(001:KDDI、0033:NTTコミュニケーションズ、0061:ソフトバンクテレコム)
旅先から絵ハガキや手紙を日本へ送りたい場合は、普通判ハガキは$1.05、封書も28g(封筒+A4判用紙3枚ほど)まで$1.05の切手が必要。郵便局やお店で切手を購入し、街中の青いポストに投函するか、ホテルのフロントで出してもらうことができる。一般的な絵ハガキで日本までだいたい4~7日程で届く。
費用はかかるが、ホテルの部屋までピックアップに来てくれるので、大きい荷物やいざという時に宅配サービスがあることを知っていると便利。
服(男性) | 日 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 |
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米 | 14 | 14 1/2 | 15 | 15 1/2 | 16 | 16 1/2 | 17 | |
靴 | 日 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 |
米 | 6 | 6 1/2 | 7 | 7 1/2 | 8 | 8 1/2 | 9 |
服(女性) | 日 | 7 | 9 | 11 | 13 | 15 | 17 |
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米 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | |
靴 | 日 | 22.5 | 23 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 |
米 | 5 1/2 | 6 | 6 1/2 | 7 | 7 1/2 | 8 |
長さ | |
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1インチ | 2.54cm |
1フィート(12インチ) | 30.48cm |
1ヤード | 91.44cm |
1マイル | 約1.6Km |
広さ | |
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1エーカー | 4047㎡ |
1平方マイル | 2.59Km |
重さ | |
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1オンス | 28.35g |
1ポンド(16オンス) | 453.6g |
量 | |
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1パイント | 0.473L |
1クォート(2パイント) | 0.946L |
1ガロン(4クォート) | 3.784L |
ハワイでの飲酒のルールは、日本とは異なる上、日本より厳しいので注意が必要だ。
ハワイで飲酒は21歳から。レストランや店頭でアルコールを購入する際に身分証明書の提示を求められることもある。また、ビーチや公園、その他の公共の場(道端も)でも飲酒は禁止されている。たとえ運転している人が飲酒していなくても、車内に口の開いたアルコールがあること自体が禁止されており、罰せられるので注意。
空港、ショッピングセンター、レストラン、ホテル等の公共施設ではほぼ全面禁煙。もし、外で吸う場合は、喫煙コーナーは建物から20フィート(約6m)離れたところに設置されている喫煙所を利用する。
また、ホテルでは客室の20%まで喫煙室を設けることを認めているので、予約の際に確認するとよい。違反した個人には最大50$の罰金となっている。
車を運転中、携帯電話を手に持って通話すること(信号待ちなど一時停車中も同じ扱いになる)は違法で、運転中の携帯電話使用した場合の罰金は現在$147となっている。ワイヤレスイヤホンを使ったハンズフリー方式での通話は受信のみOK。もちろんテキストメッセージの操作も不可。(運転中、あるいは一時停車中に携帯電話を触っていると、操作していなくても違法と見なされる可能性があるので要注意!)
※警察・救急車共通のアメリカの緊急通報用電話番号「911」へかける時は例外。
また、車の運転中は携帯電話の他に、ポケベル、PDF、パソコン、ゲーム等、デジタルカメラの使用も禁止されている。iPodやMP3(曲変更や音量調節などで本体に触れるのがダメ)など、携帯電子機器の使用も不可なので注意が必要。
その他、7歳以下の子供はチャイルドシートもしくはブースターシートの使用が義務づけられている。(細かい規定は子供の体格により変わってくるため、事前に調べておくとよい。)
更に、17歳以下の子は後部座席でもシートベルトが義務づけられている。また、助手席に座れるのは12歳以上で、身長が4フィート9インチ(約145cm)、体重が80ポンド(約36.3kg)以上の場合と定められている。
大人が運転席または助手席でシートベルト着用を怠った場合の罰金は$92。
意外と気をつけたいのが、「Jaywalking(=信号無視の横断、横断歩道のないところを渡ること)」。罰金は$130で、旅行者でも容赦なく罰せられるため、注意して。
※上記は2012年6月現在の情報