ハワイ島に行ったら必ず一度は見に行きたい、噴火し続けるボルケーノ=火山。ワイキキだけがハワイじゃない! 今なお形を変え、大きく成長し続けているハワイ島の心臓部を訪れました。
今回は、キラウエア火山を知り尽くす「マイカイ・オハナ・ツアーズ」のビッグ・ジンこと、大高仁さんに案内してもらいました。日本からハワイ島に移り住んで17年のジンさんの巧みな話術と豊富な知識で、キラウエアを存分に楽しむことができます。
ヒロ空港から車で約45分、さらにハワイ火山国立公園に入園して車で15分のところにある展望台に向かいました。直径約900メートル、深さ約400メートルのハレマウマウ火口は2008年3月から噴煙し、以前は火口近くまで行けたのが、現在カルデラ部分は立ち入り禁止になっています。
晴れると火口の先にはマウナ・ロアやマウナ・ケアの山峰を眺めることができます。
展望台からは白い噴煙が大きく立ち上り、その様子を近くで見る事ができます。日が落ちると上の写真のように、オレンジに光る炎が姿を現し、その姿は見ているだけで身震いがするほど。地球の息吹を感じ、ちっぽけな自分の存在を肌で感じた撮影スタッフ一同なのでした。
ちなみに暗くなると、一気に10度以下まで気温が下がるため、厚めの防寒着が必須です(自称暑がりのジンさんもフリースを着用されていたくらいですから)。