元金融マン、大好きな焼酎を作りたくてハワイに移住。
「遠いところまで、ようこそいらっしゃいました」と温かく迎えてくれたのは、焼酎蔵『ハワイアン焼酎カンパニー』の主である、平田憲さん。平田さんが日本からハワイに移住したのは5年前。「20年くらい前にハワイに遊びに来て、ハワイの伝統料理のポイを食べたんです。タロイモを使ったこういう料理があるんやったら、ハワイは旨い芋焼酎ができるんちゃうかな、と思って」(平田さん)。
元々日本で金融関係などの仕事をしていたという平田さん。ハワイでの夢を叶えるべく、鹿児島県の『万膳酒造』で3年間焼酎作りを学んだ後に、ハワイに移り住んだのだそう。
ハワイ産の紫芋を蒸した後に米麹をまぜ、発酵させて「もろみ」を作る。蒸留した焼酎は無色透明となります。
ノースショア産やモロカイ島産、ハワイ島産など、シーズンごとに使用する芋を変え、毎シーズン同じ『波花』でありながら違う味の芋焼酎を作り続けています。
>>焼酎作りにノースショアを選んだワケは?(次ページへ)